Miluna studioコラボワークショップレポ 2日目
最近、どうも体のリズムがすごく崩れがちで。
思えば花粉が一気に飛び始めましたね~!
重度の花粉症の私の体は、
ちょっとその急激な変化に対応出来てなくて調子が狂ってるのかもしれません><
目の痒み、くしゃみ、鼻水だけでなく、
耳の奥も痒いし喉の奥も痛痒い。
しかも今年は花粉の飛散量が去年の4倍とか?!
やめてくれ~。
そう、思えばしばらくフランスにいたので、
花粉症というものを発症するのは3年ぶりくらい。
花粉が酷い季節は、他の国へ行っていようかと思う程。
とりあえず耳鼻科へ行って参ります。
さてさて、Miluna studioとのコラボワークショップの二日目のレポに行きます!
一日目についてはこちらから。
↓
Miluna studioコラボワークショップレポ 1日目
実はこのワークショップ、
私のカメラの電池の充電がほとんど無かったので、
全然写真撮れなかったんですよね~。泣
ほんとに電池がいつ切れるかと戦々恐々としながら撮ってたので、
必要最低限しか撮ってません(T_T)
お見せできる写真が少なくて。。
まずは装花の画像から。
アンティークなドアを取り囲むようにシンメトリーに。

最近は、ウェディングのセレモニーのバックグラウンドや会場のドア周りに、
こういうシンメトリーなアーチ型の装花をするのが人気になってきてますね~!
たくさんのアロニアの枝やユーカリ、その他枝物等は、
知り合いの庭から切らせていただいたもの。

私はこういう虫食いがあったりするような、素朴な自然な花材をこよなく愛しています。
市場に売っている生産者が手塩に掛けて育てた草花はもちろん美しい。
ただ、自然のありのままの姿はやはり美しい。
例えば、春ならお花見をし、秋には紅葉狩りに行き、新緑を求めて散策に行ったり、
私たちは本来、雄大な自然の美しさを求めているはず。
それは人工的に作られた美しさとは違う。
そんな自然のあるがままの美しさを、
できるだけ私は自分の創る花に取り入れてあげたいのです。

山や公園などで、自然に影響のない範囲で草花や枝を採取して使用する人もいますが、
基本的に私はそういう場から採取する場合は必ず許可を取るようにしています。
他の国では、普通にその辺から良識の範囲で切ったりしても大丈夫なところが多いのですが、
日本は色々と厳しいので…。
生態系を壊さない範囲で自生しているものを採取できたら、
もっと私が理想とするアレンジができるのに。
とは思いながら、グッと堪えます。

私は日本の現在の花業界に取って、
おそらく異分子、異端に分類されるのだろうと思うので、
後ろ指挿されるようなことはできるだけしたくないという想いが背後にはあります。
何かあった時に付け込まれるような所を作りたくない。
そういう危機管理的なとこも、おそらく商社勤務時代に培ったものだろうなぁと思います。
雇われではなく個人で仕事をして行く上では、花屋じゃない経験がすごく活きてると思います。

またまた脱線しましたが、少し装花の解説をして行きます。
前にも言いましたが、こういう構造物のような装花は、
基本的に自分でその基礎となる機構を考えることから始まります。
この同じ形を作るのに、決まった方法が一つあるわけではありません。
方法は無限大。クリエイティブに。
ただ、無限大とは言っても、どういうものを機構に使えるのか、どうやって土台を作成するのか、
などは基礎として知っておくことは必要です。

グリーンや花の挿し方などの基本の考え方はアレンジと同じです。
ただ無暗に挿して行くのではなく、
陰影をつけるように、奥行・立体化を出すように、自然に見えるように挿していきます。
大型の装花は、必ず適宜離れたところから全体像を確認するのがめちゃめちゃ大事です!
近くからと遠くからで見え方が全然違います。
挿すときはどうしても細部に目が行きがちになるので、全体確認は大事。
全体を見た時に、どこに何が余分なのか、足りないのか、
それを見極める目を養うことも大事。
これはもう、経験。
どれだけ日々、花一本一本を大切にして向き合って作成しているか。

一朝一夕にして、身に付くものではないと思います。
そして私がデモで作成したウェディングブーケがこちらですね~!

秋色のトーンで、動きや流れ、奥行感・立体感が出るように。
2019年のブーケのトレンドとしては、たぶん小さめのブーケが増えていくのではないかな~。
少なくとも海外では。
日本はガラパゴスで独自の流行があるので何とも言えません。
私は日本のウェディングの流行というものをチェックしていません。
ただ、自分が美しいと思うものを作って、それを信頼して依頼が来るので、
日本の流行を確認する必要性も感じません。
ただ、この前ふとブライダルのフリーマガジンを手に取って読んでみたら、
ブーケや装花の人気やトレンドの色合わせに関する記事があって
私にとってはちょっと新鮮でした!
みんな、そういうものを参考にしたりして決めてく人が多いんだろうなぁって。
ただ、そこに掲載されている事例がきれいかというと、
「うーん…」って感じでした。
色んな流行とかメディアの情報とかありますけど、
一番はセンスのいいフローリストに依頼することかなぁと思います。
ウェディングの花をやってる花屋もたくさんいるけど、
センスのいい人ってほんと一握り。
さて、このMiluna studioとのコラボワークショップを今4月に再び計画中です!
近日中に詳細を告知できると思いますのでお楽しみに~!
一日一回クリックでランキングにポイントが加算される仕組みになっています。
お帰り前に下記の応援バナーをクリックしていただけると嬉しいです^^
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いつもありがとうございます!
思えば花粉が一気に飛び始めましたね~!
重度の花粉症の私の体は、
ちょっとその急激な変化に対応出来てなくて調子が狂ってるのかもしれません><
目の痒み、くしゃみ、鼻水だけでなく、
耳の奥も痒いし喉の奥も痛痒い。
しかも今年は花粉の飛散量が去年の4倍とか?!
やめてくれ~。
そう、思えばしばらくフランスにいたので、
花粉症というものを発症するのは3年ぶりくらい。
花粉が酷い季節は、他の国へ行っていようかと思う程。
とりあえず耳鼻科へ行って参ります。
さてさて、Miluna studioとのコラボワークショップの二日目のレポに行きます!
一日目についてはこちらから。
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Miluna studioコラボワークショップレポ 1日目
実はこのワークショップ、
私のカメラの電池の充電がほとんど無かったので、
全然写真撮れなかったんですよね~。泣
ほんとに電池がいつ切れるかと戦々恐々としながら撮ってたので、
必要最低限しか撮ってません(T_T)
お見せできる写真が少なくて。。
まずは装花の画像から。
アンティークなドアを取り囲むようにシンメトリーに。

最近は、ウェディングのセレモニーのバックグラウンドや会場のドア周りに、
こういうシンメトリーなアーチ型の装花をするのが人気になってきてますね~!
たくさんのアロニアの枝やユーカリ、その他枝物等は、
知り合いの庭から切らせていただいたもの。

私はこういう虫食いがあったりするような、素朴な自然な花材をこよなく愛しています。
市場に売っている生産者が手塩に掛けて育てた草花はもちろん美しい。
ただ、自然のありのままの姿はやはり美しい。
例えば、春ならお花見をし、秋には紅葉狩りに行き、新緑を求めて散策に行ったり、
私たちは本来、雄大な自然の美しさを求めているはず。
それは人工的に作られた美しさとは違う。
そんな自然のあるがままの美しさを、
できるだけ私は自分の創る花に取り入れてあげたいのです。

山や公園などで、自然に影響のない範囲で草花や枝を採取して使用する人もいますが、
基本的に私はそういう場から採取する場合は必ず許可を取るようにしています。
他の国では、普通にその辺から良識の範囲で切ったりしても大丈夫なところが多いのですが、
日本は色々と厳しいので…。
生態系を壊さない範囲で自生しているものを採取できたら、
もっと私が理想とするアレンジができるのに。
とは思いながら、グッと堪えます。

私は日本の現在の花業界に取って、
おそらく異分子、異端に分類されるのだろうと思うので、
後ろ指挿されるようなことはできるだけしたくないという想いが背後にはあります。
何かあった時に付け込まれるような所を作りたくない。
そういう危機管理的なとこも、おそらく商社勤務時代に培ったものだろうなぁと思います。
雇われではなく個人で仕事をして行く上では、花屋じゃない経験がすごく活きてると思います。

またまた脱線しましたが、少し装花の解説をして行きます。
前にも言いましたが、こういう構造物のような装花は、
基本的に自分でその基礎となる機構を考えることから始まります。
この同じ形を作るのに、決まった方法が一つあるわけではありません。
方法は無限大。クリエイティブに。
ただ、無限大とは言っても、どういうものを機構に使えるのか、どうやって土台を作成するのか、
などは基礎として知っておくことは必要です。

グリーンや花の挿し方などの基本の考え方はアレンジと同じです。
ただ無暗に挿して行くのではなく、
陰影をつけるように、奥行・立体化を出すように、自然に見えるように挿していきます。
大型の装花は、必ず適宜離れたところから全体像を確認するのがめちゃめちゃ大事です!
近くからと遠くからで見え方が全然違います。
挿すときはどうしても細部に目が行きがちになるので、全体確認は大事。
全体を見た時に、どこに何が余分なのか、足りないのか、
それを見極める目を養うことも大事。
これはもう、経験。
どれだけ日々、花一本一本を大切にして向き合って作成しているか。

一朝一夕にして、身に付くものではないと思います。
そして私がデモで作成したウェディングブーケがこちらですね~!

秋色のトーンで、動きや流れ、奥行感・立体感が出るように。
2019年のブーケのトレンドとしては、たぶん小さめのブーケが増えていくのではないかな~。
少なくとも海外では。
日本はガラパゴスで独自の流行があるので何とも言えません。
私は日本のウェディングの流行というものをチェックしていません。
ただ、自分が美しいと思うものを作って、それを信頼して依頼が来るので、
日本の流行を確認する必要性も感じません。
ただ、この前ふとブライダルのフリーマガジンを手に取って読んでみたら、
ブーケや装花の人気やトレンドの色合わせに関する記事があって
私にとってはちょっと新鮮でした!
みんな、そういうものを参考にしたりして決めてく人が多いんだろうなぁって。
ただ、そこに掲載されている事例がきれいかというと、
「うーん…」って感じでした。
色んな流行とかメディアの情報とかありますけど、
一番はセンスのいいフローリストに依頼することかなぁと思います。
ウェディングの花をやってる花屋もたくさんいるけど、
センスのいい人ってほんと一握り。
さて、このMiluna studioとのコラボワークショップを今4月に再び計画中です!
近日中に詳細を告知できると思いますのでお楽しみに~!
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